
うちの子アレルギーひどいねん…めっちゃかゆがってる…

うちの子は関節の炎症がなかなか治らへん
愛犬が様々な病気でつらい症状を抱えているとき…
動物病院で
ステロイド剤
を処方されることがあります。
ステロイド剤は
私たちの体の中にもある
副腎皮質ホルモン
を元に作られたお薬です。
非常に強力な作用を持つため
「強い薬」
「怖い薬」
といったイメージを持つ飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
しかしステロイド剤は
使い方を間違えなければ
・愛犬の命を救い
・つらい症状を劇的に改善してくれる
まさに
魔法の薬
とも言える頼もしい存在です。
その一方で
誤った使い方をすると
重い副作用
を引き起こす可能性もあります。
この記事では、ステロイド剤について
・その効果
・副作用
飼い主さんが知っておくべき
・メリット
・デメリット
・与え方の注意点
・他の薬との併用まで
分かりやすく、そして
安心感
を持っていただけるように徹底的に解説していきます。
愛犬の健やかな毎日を守るために、ぜひ最後までお読みください。
1.ステロイド剤ってどんなお薬? — 体本来の力を助ける「万能選手」
まず
「ステロイド」
という言葉から見ていきましょう。
ステロイド剤とは?
私たちの体の中にある
副腎皮質ホルモン
というホルモンと同じような働きをするように作られたお薬のグループ名です。
このホルモンは
・ストレスへの対応
・血糖値の調整
・炎症の抑制
・免疫の調整など
生命維持に欠かせない
非常に重要な役割を担っています。
ステロイド剤は
この副腎皮質ホルモンが持つ
強力な働き
を治療に活かすために使われます。
非常に幅広い病気に効果を発揮するため
「万能薬」
と呼ばれることもあります。
愛犬にステロイド剤が処方されるのは、主に以下のような状況です。
●強い炎症を抑える(抗炎症作用)
◇皮膚炎
・アレルギー
・自己免疫疾患
などによる
・ひどいかゆみ
・赤み
◇体の様々な場所の強い炎症
・関節炎
・脊髄炎(せきずいえん)など
◇神経系の炎症
・脳炎など神経系の炎症
●免疫の働きを抑える(免疫抑制作用)
◇自己免疫疾患
自分の免疫が
▶自分の体を攻撃してしまう病気
・溶血性貧血など
◇臓器移植後の拒絶反応の予防
●アレルギー反応を抑える
・重度の食物アレルギー
・アトピー性皮膚炎
・急性のアレルギー反応
(蜂に刺されたアナフィラキシーショックなど)
●腫瘍の治療
・特定の種類のリンパ腫
・脳腫瘍
の治療において
・がん細胞の成長を抑える
・腫瘍による炎症やむくみを軽減する
ために使用されます。
●クッシング症候群の診断
◇診断のための検査
=低用量デキサメタゾン抑制試験など
で使われることがあります。
※治療ではありません
●副腎皮質機能低下症の補充療法
◇体内で副腎皮質ホルモンが不足する病気
=アジソン病
の場合
足りないホルモンを補う
ために使われます。
ステロイド剤はその効果の強さから
・症状がひどい場合に
▶短期間で効果を発揮させる
・長期的な症状のコントロール
に使われたりします。
投与方法も
・内服薬(飲み薬)
のほか
・注射
・皮膚に塗る塗り薬
・目薬
など様々です。
また、ステロイド剤には
・プレドニゾロン
・デキサメタゾンなど
複数の種類があり
それぞれ
・効果の強さ
・持続時間
・体内での分解のされ方
などが異なります。
獣医さんは
・病気の種類
・重症度
・愛犬の体質
・反応
によって
最適な種類のステロイド剤
を選んで処方します。
2.ステロイド剤のメリットとデメリット — 飼い主さんの視点から
ステロイド剤は適切に使えば
・愛犬の命を救い
・つらい症状を劇的に改善する
力を持っています。
しかし、その強力な作用ゆえに
気を付けるべき点
も存在します。
メリット(良い面)
1.速効性と強力な効果
・アレルギーによる激しいかゆみ
・ひどい炎症
・ショック状態など
緊急性の高い症状に対して
・非常に早く
そして
・強力に
効果を発揮します。
・獣医師に「注射で速効性を」と言われる
・飲み薬で数日中に症状の改善が見られる
ことも珍しくありません。
他の薬ではなかなか改善しない症状にも
ステロイド剤が効く
ことがあります。
◇安心ポイント
愛犬のつらい症状を目の当たりにしている飼い主さんにとって

かゆくて夜も眠れんかった子が、ステロイドを飲んだら数日で嘘みたいに落ち着いた!

元気を取り戻して、昔みたいに遊べるようになった!
といった
症状の劇的な改善
は大きな安心につながります。
2.幅広い病気への対応
・炎症
・免疫異常
・アレルギー
・特定の腫瘍など
多岐にわたる病気に対応できる
「万能薬」
的な性質があります。
特に
自己免疫疾患
など
免疫が関わる重篤な病気
では、ステロイド剤が
唯一の治療法
となることも珍しくありません。
3.QOL(生活の質)の向上
・痛みが和らぐ
・かゆみが治まる
ことで、愛犬は
▶本来の元気を取り戻し
・食事
・散歩
・睡眠
などが快適に行えるようになります。
飼い主さんとのコミュニケーションも円滑になり、愛犬との生活がより豊かになります。
デメリット・注意点(気を付けるべき面)
1.様々な副作用のリスク
ステロイド剤は
効果が強力な分
▶様々な副作用が出やすい
薬です。
特に
・長期的に使用する場合
・高用量で使用する場合
にリスクが高まります。
◇デメリット
副作用が出る可能性がゼロではない
そのため
・獣医さんとの密な連携
・愛犬の注意深い観察
が不可欠になります。
実際に

水をめっちゃ飲むようになって心配

なんかお腹がパンパンやわ

食欲が増えすぎて体重管理が難しい!
など効果を実感しつつも
・副作用に悩んだり
・見た目の変化に心を痛めたり
する飼い主さんの声も少なくありません。

この薬ずっと続けなあかんの?不安やわ~

もっと根本的な治療ってあらへんの?
などといった
・長期使用に対する漠然とした不安
・治療のゴールが見えにくいことへの葛藤
もよく聞かれます。
2.安易な中止が危険
長期にわたって
ステロイド剤を服用している場合
体が副腎皮質ホルモンを
自力で作り出す能力
が減退する可能性があります。
そのため
▶急に薬を中止すると
▶副腎皮質ホルモンが急激に不足
▶重篤な状態になる
ことがあります。
◇デメリット
症状が改善したからといって
自己判断で
・薬を中止する
・量を減らす
ことは絶対できません。
必ず獣医さんの指示に従って
徐々に量を減らしていく
必要があります。
このことを漸減(ぜんげん)と言います。
漸減は
・症状のぶり返し
・副作用のバランス
を見極める獣医さんの
・高度な経験
・知識
が求められるため、飼い主さんも疑問があれば積極的に質問しましょう。
3.特定の病気がある犬には使えない場合がある
・糖尿病
・感染症
・細菌感染
・真菌感染
・ウイルス感染
・胃潰瘍など
特定の病気を持つ犬には
・ステロイド剤が禁忌(使用禁止)
であったり
・慎重な投与が必要
であったりします。
◇デメリット
基礎疾患がある場合
治療の選択肢が限られる
可能性があります。
3. ステロイド剤の主な副作用と「安心ポイント」

ステロイドって強い薬なんやろ?副作用ってどんなん?もし出たらどうしたらええん?
ステロイド剤の副作用は
多岐にわたります。
多くは
・用量
・投与期間
に比例して現れる傾向があります。
主な副作用とその際の「安心ポイント」を知っておきましょう。
1.多飲多尿
(水をたくさん飲む、おしっこが増える)
◇症状
最もよく見られる副作用です。
・水を飲む量が増え
それに伴って
・おしっこの回数や量が増えます。
夜間の排尿が増えることもあります。
◇なぜ起こる?
ステロイドが腎臓に作用し
▶尿の量を増やすためです。
◇安心ポイント
これは多くの犬で一時的に見られる
ステロイドの薬効による
一般的な反応
です。
病気の症状が落ち着いて
▶薬の量が減れば
▶通常は改善します。
常に新鮮な水を十分に用意してあげましょう。
2.多食(食欲が増える)
.腹部膨満(お腹が膨らむ)
.体重増加
◇症状
食欲が異常に旺盛になり
▶食べ過ぎて体重が増える
ことがあります。
またコルチゾールが
脂肪の分布を変える
ため、お腹がぽっこり膨らむ
ポットベリー
が見られることもあります。
◇なぜ起こる?
ステロイドが
・血糖値
・脂肪の代謝
に影響を与えるためです。
◇安心ポイント
食欲が増すのは良いこと
ですが
肥満は
▶関節など他の病気を悪化させる可能性
があるため
食事量を適切に管理
することが重要です。
獣医さんと相談して
・フードの量を調整する
・低カロリーのおやつを選ぶ
などしましょう。
ポットベリーは薬が減れば改善することが多いです。
3.筋力低下・筋肉の萎縮
◇症状
・長期投与
・高用量
の場合、特に
▶後ろ足の筋肉が痩せ
・足腰が弱くなる
・疲れやすくなる
などすることがあります。
◇なぜ起こる?
ステロイドが
タンパク質の分解を促進
するためです。
◇安心ポイント
無理のない範囲での散歩など
適度な運動
を続け、筋肉量の維持に努めましょう。
▶症状が改善して
▶薬の量が減れば
▶筋力も徐々に回復する
ことが期待できます。
必要であれば、獣医さんと相談して
・リハビリ
・サプリメントの利用
を検討することもできます。
4.皮膚・被毛の変化
◇症状
・皮膚が薄くなる
・毛が抜けやすくなる(特に体幹部)
・毛艶が悪くなる
・皮膚感染症(膿皮症など)
にかかりやすくなることがあります。
◇なぜ起こる?
ステロイドが
・皮膚のコラーゲン生成
・免疫機能
に影響を与えるためです。
◇安心ポイント
免疫力が低下するため
▶皮膚を清潔に保ち
▶定期的なシャンプーなどで
▶感染症を予防する
ことが大切です。
皮膚の状態に合わせたシャンプーを選び、獣医さんに相談しましょう。
多くの場合、薬の量が減れば皮膚の状態も改善に向かいます。
5.免疫力低下による感染症への弱さ
◇症状
体の免疫力が低下するため
・細菌感染
・膀胱炎
・皮膚炎など
・真菌感染(カビの病気)
にかかりやすくなったり
・既存の感染症が悪化したり
することがあります。
◇なぜ起こる?
ステロイドは
免疫の働きを抑える
ため、病原体への抵抗力が弱まります。
◇安心ポイント
・不衛生な環境を避ける
・愛犬の体を清潔に保つ
ことが重要です。
もし感染症の兆候が見られたら
▶すぐに獣医さんに相談し
▶抗生物質など適切な治療
を受けましょう。
定期的な検診で、異常の早期発見に努めます。
6.肝臓への影響
◇症状
血液検査で
・肝臓の数値
・ALT
・ALPなど
が上昇することがあります。
◇なぜ起こる?
ステロイドが肝臓の酵素活性を一時的に高めるためです。
◇安心ポイント
血液検査で
肝臓の数値が上がった
=必ずしも肝臓病が進行している
わけではありません。
薬の影響で一時的
な可能性も十分にあります。
獣医さんは
・数値の上がり方
・愛犬の元気
・食欲
などを総合的に判断。
必要であれば
・肝臓を保護する薬を併用
・ステロイドの量を調整
したりしてくれます。
過度に心配せず、獣医さんの説明をよく聞き、指示に従いましょう。
7.糖尿病の発症・悪化
◇症状
・高用量
・長期投与
の場合
・血糖値が上昇し、糖尿病を発症
・元々糖尿病の犬では症状が悪化
したりすることがあります。
◇なぜ起こる?
ステロイドがインスリンの働きを妨げるためです。
◇安心ポイント
獣医さんは
ステロイドを処方する前に
・血糖値をチェック
定期的に尿検査で
・糖が出ていないか確認
したりします。
糖尿病を発症した場合は
・食事管理
・インスリン注射など
適切な治療に切り替えます。
8.その他
・行動の変化
・落ち着きがなくなる
・興奮しやすくなる
・攻撃的になるなど
・パンティング
※ハァハァと息をする回数が増える
・胃潰瘍や膵炎のリスク増加
【重要】副作用のサインを見逃さないで!
愛犬がステロイド剤を飲んでいて
・上記の症状のどれか
・または普段と違う異変
が見られた場合は
▶すぐに薬を与えるのを一時中止し
▶獣医さんに連絡してください。
獣医さんの指示なしに
自己判断で
・薬を続ける
・薬を完全にやめる
のは危険です。
4.ステロイド剤を与えるときの注意事項 — 飼い主さんができること
ステロイド剤を
・安全に
そして
・効果的に
愛犬に与えるために、飼い主さんが日頃から気を付けるべき大切なポイントをまとめました。
1.獣医さんの指示を厳守する
◇量・回数・期間は必ず守る
最も重要です。
症状が良くなったように見えても
獣医さんの指示なしに
勝手に量を
・増やしたり
・減らしたり
・途中でやめたり
するのは
絶対にやめてください。
特に長期投与の場合
急に中止すると
離脱症状
・元気がなくなる
・嘔吐
・下痢など
を引き起こし、命に関わることもあります。
◇「食後に与える」を徹底
多くのステロイド剤は、
胃腸への負担を減らすため
食後に与えることが推奨されます。
指示された場合は必ず
・食事と一緒に
または
・食後すぐに
あげましょう。
◇処方された犬以外には絶対与えない
・他の犬にもあげる
・人間用のステロイド剤を愛犬に与える
のは絶対にやめてください。
特に人間用の薬は
犬にとって
・非常に危険な成分が含まれている
・量が多すぎる
などすることがあり
重篤な中毒症状
を引き起こす可能性があります。
2.愛犬の様子を注意深く観察し、記録する
◇日々の観察と記録
□飲水量
□食欲
□体重
□嘔吐や下痢の有無
□元気
□排便の状態
□行動の変化
などを注意深く観察し
▶記録しておくと良いでしょう。
◇獣医さんとの密な連携
特に
・多飲多尿
・食欲不振
・嘔吐
・下痢
・元気がない
・お腹の異常な膨らみ
・皮膚や毛並みの変化
などの症状が見られたら
▶すぐに獣医さんに連絡が必要です。
飼い主さんの
きめ細やかな観察
は、ステロイドの量を適切に減らしていく上でも非常に重要。
わずかな変化も獣医さんに伝える
そのことが、最適な減量スピードを見つける手助けになります。
3.定期的な健康チェックを欠かさない
ステロイド剤を
長期的に服用する場合
獣医さんから定期的な
・血液検査
・尿検査
を勧められます。
これは
副作用が出ていないか?
事前にチェックするために非常に重要です。
検査結果に一喜一憂するのではなく
▶獣医さんの説明をよく聞き
▶分からないことは質問しましょう。
4.他の病気や症状を正確に伝える
ステロイド剤を処方される前に
・愛犬が現在抱えている他の病気
・アレルギー
・飲んでいる薬
・市販薬
・サプリメント
も含めて全て
を獣医さんに
全て正確に
伝えてください。
これが安全な治療につながります。
5.清潔な環境を保つ
ステロイド剤で免疫力が低下します。
そのため
・皮膚炎
・膀胱炎
などの感染症にかかりやすくなります。
・寝床
・体
を清潔に保つことが重要です。
5.最新のステロイド治療と併用で気を付けること
愛犬がステロイド剤を服用している時に
・他の薬
・サプリメント
を与える場合は、必ず事前に獣医さんに相談してください。
・危険な飲み合わせ
・副作用のリスクを高める組み合わせ
があります。
1.新しいタイプのステロイド剤と選択肢
近年、獣医療においてもステロイド剤の選択肢が増えています。
●局所作用型ステロイド
全身への影響
を抑えつつ
皮膚のかゆみなど
特定の部位
に直接作用させるタイプ
・塗り薬
・点耳薬
・吸入薬など
全身性の副作用を減らす
ことが期待できます。
●長期作用型注射剤
数週間から数ヶ月効果が持続する
注射タイプ
のステロイドもあります。
これは毎日薬を与える手間が省けるメリットがあります。
しかし一度注射すると
・効果を途中で止めたり
・量を調整したり
することが難しくなります。
そのため、獣医さんが慎重に判断します。
獣医さんは
・愛犬の病状
・生活スタイル
・副作用のリスク
などを総合的に考慮し
・最適なタイプのステロイド剤
・最適な投与方法
を提案してくれます。
2.併用で特に注意が必要な薬
1.NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)
・ステロイド剤
・NSAIDs(痛み止め)
を一緒に使うと
胃腸への副作用(胃潰瘍など)
のリスクが非常に高まります。
緊急時以外、基本的に併用は避けます。
もし
ステロイドから
▶NSAIDsに切り替える場合も
一定期間(数日~数週間)空けるなど、獣医さんが慎重に判断します。
◇安心ポイント
獣医さんはこのリスクを十分に考慮済。
飼い主さんは
現在飲ませている薬を全て正確に伝える
ことが何よりも大切です。
2.糖尿病の薬(インスリンなど)
ステロイドは
血糖値を上げる作用
があります。
そのため
糖尿病の治療
をしている犬に併用する場合
▶血糖値のコントロールが難しくなる
ことがあります。
◇安心ポイント
獣医さんは、この影響を考慮して
・糖尿病の薬の量を調整
・より慎重な血糖値のモニタリング指示
などします。
3.利尿剤や一部の心臓病の薬(ACE阻害薬など)
これらの薬と併用すると
・電解質バランスに影響
※特にカリウム
・腎臓への負担が増加
などする可能性があります。
◇安心ポイント
・獣医さんは
愛犬が現在飲んでいる全ての薬を把握した上で、安全性を考慮して処方。
・飼い主さんは
市販のサプリメントも含め
与えているものを全て
獣医さんに報告しましょう。
4.別の種類の免疫抑制剤
ステロイドは免疫抑制作用を持ちます。
しかし
さらに強力な免疫抑制
が必要な場合
別の免疫抑制剤と併用
することがあります。
しかし、併用することで
感染症のリスクがさらに高まる
ため、獣医さんが厳重に管理します。
5.ワクチン接種
ステロイド剤の免疫抑制作用により
・ワクチンが効きにくくなる
・副反応が出やすくなる
などする可能性があります。
ステロイド剤を服用中は
▶獣医さんと相談して
▶ワクチン接種の時期を調整
することが推奨されます。
【重要】全ての薬を獣医さんに伝える
とても重要なので繰り返します。
愛犬が
・現在飲んでいる
あるいは
・今後飲む可能性のある
全ての
・処方薬
・市販薬
・サプリメント
について獣医さんに正確に伝える。
それこそが
安全で効果的な治療
を行うための基本です。
まとめ:ステロイド剤は「正しく使う」ことで愛犬の命を救う薬
ステロイド剤は、その強力な効果ゆえに
「怖い薬」
というイメージを持たれがちです。
しかし
・愛犬のつらい症状を劇的に改善し
・命を救う可能性も秘めた
非常に重要な薬です。
確かに副作用のリスクはあります。
しかしそれは、獣医さんが
・十分に理解し
・コントロールしながら
処方しています。
飼い主さんの役割は
・獣医さんの指示を厳守し
・愛犬の様子を注意深く観察すること。
そして
・何か異変があれば、すぐに獣医さんに相談することです。
「正しく使う」
ことで、ステロイド剤は
・愛犬の生活の質を大きく向上させ
・飼い主さんとの大切な時間を守る
頼もしい味方になってくれるでしょう。
「この薬だと副作用が出にくいけど、別の薬だと出やすい」
といった個体差もあります。
不安なことがあれば、いつでも獣医さんに相談しましょう。
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