※この記事は栄養成分自体の化学的な性質等を示すものであり、ごはんの効能を表すものではありません。
・ナイアシン・葉酸など栄養豊富!
・そのうえ安くて、手に入りやすい!
・小さく裂きやすく、調理も簡単!
・柔らかくて、消化にもいい!
・わんちゃんも大好き!
ということで
・手作りごはんの食材として
・おやつに
・カリカリご飯のトッピングに
大活躍の鶏ささみ
身近な食材だけに
色々知っておくと
いいことあるかも!
鶏ささみと鶏むね、どっちがヘルシーなんだい?
低カロリー・低脂肪・高たんぱく!
鶏ささみと鶏むね
どちらもヘルシーさに定評。
しかし
栄養成分の比較では
カロリー kcal | 脂質 g | たんぱく質 g | |
鶏ささみ | 98 | 0.8 | 23.9 |
鶏むね | 105 | 1.9 | 23.3 |
どの数値でもささみに軍配が上がります
特に脂質は倍以上の開き
このことから
よりヘルシーなのはささみ
と言われることが多い
ですが
脂肪酸を見てみると
オメガ3系 g | リノレン酸 mg | EPA+DHA mg | |
鶏ささみ | 0.2 | 4 | 8 |
鶏むね | 0.5 | 24 | 25 |
鶏むねの脂質には
中性脂肪値を下げ、代謝を高める
オメガ3系脂肪酸が豊富!
食事からのオメガ3系は不足がち
逆に積極的に摂取すべき脂肪酸。
ヘルシーさで言えば両者は
甲乙つけがたい
どっちも優秀なヘルシー食材
と断言できます。
鶏ささみと鶏むね、どっちが毎日のごはんにむいてるんだい?
最も重要となる項目かも
ささみはむね肉の一部
よく似た部位だけあって、その栄養成分もよく似ています。
大きく違う点はひとつ
リン mg | カリウム mg | |
鶏ささみ | 240 | 410 |
鶏むね | 220 | 220 |
ささみには、リンもカリウムも豊富
これは
ミネラルたっぷり!
と、言うことができます
が!
逆にこの2つの成分は
・シニア犬では普段から過剰にならないように気を付けるべき
など
多く摂ればいいというものではないもの
リンは肉全般的に多いもの
しかしそれでも
鶏むねは、カリウムの少なさから
普段から安心して与えられる食材
とも言えます。
なので
・毎日のごはんのメインには鶏むね
・少量おやつやトッピングにささみ
という使い方が一般的です。
鶏むねよりささみが好き!
という、わんちゃんが多い思いますが
ささみを毎日の食事のメイン
にするのは、特にシニア犬では
あまりおすすめできません。
パサつく鶏ささみ問題!ベストな調理法は?
ささみも鶏むねも
加熱したらパサつくタイプの肉
ささみのほうが繊維質のため
手で小さく裂けるので、ちょっとまし。
とは言え、やっぱりパサつく。
なのでヒッポのごはんでは
むね肉とささみは
低温調理
でジューシーに仕上げています。
低温調理であれば
わんちゃんも喜ぶ低温調理
やっぱおすすめは低温調理だね!
さあ皆さんもLet’s低温調理
なわけがない
一度に大量に仕込むならまだしも
毎日おやつのために一本ずつ
低温調理なんて、めんどくさいの極
・ぱっと取り出して
・ぱっと加熱して
・ぱっとあげられる
この手軽さが、ささみのいいところ。
なので調理法は
・レンチン
・ゆでる
この2択
電子レンジでチン VS ゆでる どっちがいいの?
まずはこちらの表をご覧ください
加熱時間 | 重量減 | |
レンチン丸 | 90秒 | 17% |
レンチン切 | 45秒 | 4% |
ゆでる丸 | 5分 | 23% |
ゆでる切 | 3分 | 19% |
ゆでるは沸いたお湯に入れてからの時間
丸は「丸ごと一本」
切は「縦半分にカット」
加熱時間は完全に火が通るまでの時間。
ゆでる方がかなり時間がかかる
その分水分が抜けてしまっているのが
「重量減」に表れています。
食べ比べる
これがゆでた方
見るからに表面パサパサだが
ここまでしないと中心に火が通らない
丸・切、どちらも食べてパサパサ
しかも特に「切」は味も水っぽい
こちらレンチン
表面のパサつきが抑えられてる
特に切の方は食べてジューシーさがある
水分が減った分、逆に旨味濃縮?!
翌日比べると、その差はさらに歴然
簡単便利!レンチンの圧勝!
その差は加熱時間に大きく表れている
短時間でさっと加熱
これがささみを美味しく仕上げる極意
なので
ご家庭でささみを冷凍ストックしている場合は、必ず解凍してから加熱してほしい。
さらに火の通りをよくするため
縦半分にカットして薄くする。
あまり小さく切ると、火が入りすぎ逆効果。
そして、できるだけ短時間で仕上げる
上記表を参考に、ギリギリだがしっかり火が通る、絶妙の加熱時間を見つけてほしい
これでますます美味しい、ささみが食べられる!
ちなみに
63℃/1時間の低温調理
ほんのりピンクに仕上がり
ふんわり柔らかく超ジューシー
同じささみとは思えない出来映え。
ぜひチャレンジを!
(めんどくさくなければ)
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