アンケートのご回答に対するヒッポのごはんのご提案例

アンケート

クー君 7.2kg 5歳 コッカプー おとこのこ

食べ物の好き嫌い:特になし
これまで食べてきたもの:ネルソンズ、ロイヤルカナン、ニュートロ
今食べている食事・おやつ:ネルソンズ、マグロのジャーキー、豚ミミ、
野菜(ブロッコリー、にんじん、かぼちゃ)
服用中の薬やサプリメント:なし
今後与えてみたい製品·食材:魚系のご飯
食事変更による体調不良の有無:特になし
気になる身体の状況:涙やけ・皮膚の乾燥

クー君へのご提案

アンケートへのご回答ありがとうございます!

ごはんは色んなものを試していただいた結果、ネルソンズが体質に合っているという仮定で。

【涙焼け】について
涙焼けの原因は涙に含まれる色素です。
何らかの形で涙が過剰に流れてしまっていることが原因と思われます。
①涙が多い
・アレルギー症状が出ている可能性。
⇒食事変更で改善の可能性。
・逆まつげなど物理的に目に異物が入り続けるなどで涙が常に過剰に出ている。
⇒医師による処置が必要
②鼻涙管が詰まっている
通常、分泌された涙は鼻涙管を通って、鼻腔内に排泄されています。
この管が生まれつき狭かったり、何らかの原因で詰まってしまうと、涙が排泄できずに流れ出て来ます。
・生まれつきの場合
医師により処置が必要です
・未消化のたんぱく質が詰まっているなど
消化性の良い食事に変更することで改善する場合があります。

コッカースパニエルもプードルも約50%は生まれつきこのような症状が出ると言われています。
まずは原因を探ることが前提となります。
よく「涙焼けが改善!」というごはんやサプリを見かけますが、根本原因もわからないのにそれはないので、安易に手を出さない方がいいと思います。

【乾燥肌】について
わんちゃんは根本的に皮膚が薄く、人の赤ちゃん以上にデリケートです。
乾燥肌はアレルギーやアトピー、その他皮膚疾患とも症状が見分けがつきにくく、膿皮症・脂漏症でも同じように乾いたフケが出る可能性があります。
コッカースパニエルもプードルも元々皮脂がしっかりある犬種ですので、もし個人的な判断であれば、一度獣医師に診ていただくことをおすすめします。

バズ君の乾燥肌が医師の判断であるものと仮定して。
ケアとしては
・保湿成分の入ったシャンプーやクリームなどのでのケア
・加湿器などで室内湿度を50~60%程度に保つ
などがあります。
ごはんでのケアは
・オメガ3の摂取や抗酸化物の摂取
となります。詳細は次の項目で。

【ごはん】について
ネルソンズは肉がメインで非常にいいごはんかと思います。ただ1袋が5kg単位なので、やや酸化が心配されるところです。
ネルソンズが体質に合っているという仮定で。
大丈夫だとは思うのですが、豚耳とマグロジャーキーについて少し怖いお話があります。

【豚耳】
コラーゲンたっぷり!という表現が多く、嗜好性も高いので多くのわんちゃんが大好き。
・原料について
国産原料というものが多いですが、日本の豚は狭い場所で病気なく効率よく飼育するため、抗生物質が多く使われることがあります。
また毛抜きに薬品が使われるなども・・・
・脂質が多い
粗脂質で15~20%以上、これが全て動物性なのでほとんどがオメガ6です。中でもリノール酸は炎症を促進させる働きもあり、わんちゃんの皮膚でこのリノール酸に対応できていないことが原因の皮膚病も多いです。
またおそらく販売時も常温で置かれていると思います。開封前であっても「酸化」、開封後は冷凍庫で保存するなどしないと酸化が怖いです。

【マグロジャーキー】
高たんぱく・低カロリー!
健康にいい成分がたっぷり!

・原料について
スーパーで並んでいるようなお刺身ではないと思います。乾燥させる=めっちゃ縮むので全く値段合わないはずです。マグロとは呼べない小さなものや、頭・しっぽ・くず肉など何が使われてるかわからない商品もあると思います。
原料の時点での鮮度管理なども不明。
・製造方法について
商品の色目からして、熱風乾燥させたものがほとんど。自慢である栄養成分が失われ、特にオメガ3は酸化している可能性。
保存料無添加が謳われる商品多いですが、その分商品自体の酸化も早い印象です。

特に皮膚では摂取する脂質が重要となります。
・一時豚耳をやめてみる
・オメガ3を補強してみる
などでも改善がみられるかもしれません。

また、体質に合ってない場合、消化の面でも不安が出ますので、涙焼けなどに関連している可能性も捨てきれないと思います。

【野菜】
野菜をあげるのはすごくいいことだと思います。
特にブロッコリーはビタミンも抗酸化物質も摂れます。
ブロッコリースプラウトもおすすめです。細かく刻んだり、すりつぶしてごはんに混ぜてあげるとスルフォラファンという抗酸化物質が効果を発揮してくれやすくなります。
野菜で心配なのは、あげる量くらいです。
身体にいいから!とあげすぎると、栄養バランスが崩れ、たんぱく質不足などもあるかもしれません。
にんじんはGI値が高いですが、もともとの糖質が少ないので血糖値への影響は少ないです。
ただしβカロチン以外の栄養素は低めです。

【魚系のごはん】
魚を原料にしたカリカリドッグフードという意味では、注意して選ばないと「食べてくれない」とか、「かえって体に悪い」ということがあるかもしれません。魚は肉以上に酸化しやすく、味も変わりやすいので。
今のごはん(ネルソンズ)に不満がないのであれば、おやつに新鮮な魚を(加熱したもの)あげる方がいいかもしれません。
サーモンが人気ですが、白鮭はビタミンD過剰・アトランサーモン(ノルウェーサーモンなど)はリノール酸の過剰になりやすいので注意が必要です。(サーモン使うならトラウトサーモンがおすすめです)

いずれにせよおやつは、一日に必要なカロリーの10%以内というのが鉄則です。

ゆめちゃん 女の子 ペキニーズ 12歳 体重5.2kg

肉好き・魚のごはんは食べないこともあります
今後与えてみたいものは、具体的にこれというものはありません
食事変更で体調不良になったことはありません
アイケアのサプリ、老犬総合栄養サプリ、オメガオイルを毎日飲んでいます
軽い白内障・軽度のヘルニア治療中です

ゆめちゃんへのご提案

別途サプリメントを摂取しなくてもいいように配慮。
現在健康で元気ということですが、将来的にかかりやすい病気を見越してレシピを調整します。


目の健康⇒しっかり栄養バランスとったうえで、抗酸化作用のある食材を中心にビタミン類の強化
・抗酸化作用のある食材を多めに。特に目にいいと言われるルテイン(ブロッコリー・ブロッコリースプラウト・卵黄・結石に特に問題なければ小松菜)・アスタキサンチン(干しアミ・鮭(ビタミンD過剰なので考慮))・アントシアニン(ブルーベリー茎)
・ビタミンA(鶏レバー・南瓜)・ビタミンC(ブロッコリー・スプラウト・さつま芋)・ビタミンE(卵黄・サチャインチオイルなど)
・ビタミンB群(メインである肉・魚から十分量摂取)
ペキニーズが特に気を付けたい肥満に留意⇒GI値の低い食材でごはんを構成・脂肪燃焼効果のあるカルニチンを含む鹿・猪を割合多め。
・良質の脂質で低脂肪に仕上げるが、魚とサチャインチオイルで脂肪酸のバランス整える。
※魚はサチャインチオイルでマリネして徹底的に酸化を防ぎます。臭みがないのでまず少量お試しください
心臓のケア⇒適切なナトリウムバランス(レシピを組み立ててからバランス見て調整します)・タウリン・カルニチンで心臓のケア(赤身肉+ヤギホエイ)
腎臓や肝臓のトータル的なケア⇒シニア犬の健康のため、特に抗酸化と免疫に留意。先のブルーベリー茎にはアントシアニンの他に、プロアントシアニジン・カテキン・クロロゲン酸・キナ酸などが含まれます。臨床試験でBUN/CREを有意に低下させたとの報告もあります。
免疫力維持のために腸内環境に考慮⇒乳酸菌とそのエサとなるβグルカンなど水溶性食物繊維も配合。(殺菌乳酸菌・もち麦・きのこ)
・きのこはオルニチンの多いしめじ・グルタチオンは舞茸・特殊な抗酸化力を持つエルゴチオネインをポルチーニ茸からとれるよう、バランス良く配合。
関節の健康に⇒プロテオグリカンEを配合しますが+筋肉・血流などの健康に、総合的な栄養も重要視します。
・特にビタミンC・ビタミンD・オメガ3脂肪酸が摂取できるようレシピを構成します

マロンちゃん 女の子 トイプードル 7歳 体重2.3kg

今まで食べてたカリカリを食べなくなってしまった元々小食ですが、おやつは喜んで食べてくれています。 
これといった病気もなく元気ですが、爪の間をよく噛んでいます。
鶏肉が好きです。
薬やサプリメントは飲ませていません。

マロンちゃんへのご提案

今の健康が維持できるよう、小型犬全般に多い病気に気を付けながら構成。
食が細いということでまずは喜んで食べてもらえることを一番に考えます。

食材の選択⇒大好きな鶏肉を中心に組み立てます。今まで食べておられたごはんが「鶏肉+サーモン」ということでしたが、手作りごはんでサーモンを毎日の食事に取り入れるとビタミンDが過剰になりがちになるので、他魚と入れ替えます。
今後のことを考えると、鹿肉なども取り入れていきたいですが、急にジビエ系の赤身の肉を入れると、香りを受け付けてくれないことがあります少量を組み込んでおきますので、食いつきなどをお確かめください。
トイプードルが特に気を付けたい関節の健康に留意⇒関節をケアしてくれるイカ軟骨抽出成分を配合。
骨の健康に留意しつつBCAAの多い肉(鶏むねや鹿肉)・ビタミンB6やビタミンB群の強化で筋肉の健康維持。
血管の健康に抗酸化作用の強いブルーベリー茎などを配合するなど、トータル的な関節の健康維持を目指します。
爪の間を噛む⇒緊張やストレスの他に、アレルギーや皮膚病である可能性も考えられます。
カリカリごはんの酸化や高脂肪が原因かもしれません。
ヒッポのごはんではお肉をすべて麹熟成しています。これにより、良質で消化性の高いたんぱく質を摂取できますので、ごはんの変更だけで改善されることも考えられますが、ひどくなる前に一度獣医師に診察していただく方がいいかもしれません。
トイプーちゃんは皮膚病になりやすいので、特にオメガ3・亜鉛・タウリン・ビタミンB群が摂取できるようにしておきます。
トータル的な健康ケア⇒特に目立った病気がないようですので、シニア期に向けて総合的な健康維持を目指した構成にします。
抗酸化作用の高い食材(ブルーベリー茎のアントシアニジン・ブロッコリースプラウトのスルフォラファンなど)
腸内環境の維持・免疫(殺菌乳酸菌の配合・善玉菌の餌になるβグルカンが豊富なもち麦やキノコ・舞茸など)
オメガ3脂肪酸を積極的に摂取できるよう、サチャインチオイルと新鮮な魚を取り入れます。

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