愛犬の健やかな毎日に欠かせない睡眠
その大切な睡眠の
・質
・時間
は愛犬の心身の健康に深く関わります。
この記事では、犬の睡眠の重要性を
・レム睡眠・ノンレム睡眠
・年齢による睡眠時間の変化
・いびき
・夢遊病のような行動
そしてさらに
・様々な寝相が示す意味
・シニア犬の長時間睡眠
まで
あらゆる角度から徹底的に解説します。
愛犬の
・睡眠を深く理解し
・より質の高い休息をサポート
するための情報が満載!
犬の睡眠メカニズム:レム睡眠とノンレム睡眠の秘密
犬の睡眠も人間と同様に
「ノンレム睡眠」
「レム睡眠」
という2つの異なる睡眠状態を繰り返します
●ノンレム睡眠
◇特徴
「静かな睡眠」とも呼ばれます。
・脳の活動が低下し
・深い眠りに入っている
状態です。
・呼吸はゆっくりと深く
・筋肉の緊張も緩和
◇役割
①身体の修復と成長
成長ホルモンが最も多く分泌され
・細胞の修復や再生
・骨や筋肉の発達を促す
②疲労回復
肉体的な疲労を効果的に回復させます。
③免疫機能の強化
免疫システムを活性化させ、病気への抵抗力を高めます。
◇犬の行動
ぐっすりと静かに眠っている状態です。
●レム睡眠
◇特徴
「活動的な睡眠」とも呼ばれます
眠りは浅く
脳は覚醒に近い状態で活発に活動。
一方、骨格筋は弛緩。
▶体が動きにくい状態(睡眠麻痺)。
急速な眼球運動が見られるのが特徴
◇役割
①記憶の整理と定着
・日中に経験したこと
・学習した情報
を整理し、長期記憶として定着させる重要な役割を担っています。
②精神的なストレスの解消
・感情の整理
・精神的な疲労回復
に関わっていると考えられています。
③脳の発達
特に子犬の脳の発達に重要とされます。
◇犬の行動
犬が夢を見ているのはこのレム睡眠中
・寝言を言う
(クンクン鳴く、小さく吠えるなど)
・手足をピクピクさせる
・ヒゲを動かす
・まるで走っているかのような仕草
などを見せることがあります。
これは脳が活動している証拠。
●睡眠サイクル
犬は人間よりも睡眠サイクルが短く、
ノンレム睡眠とレム睡眠を
約20分程度で繰り返すと言われています。
それに加え
ノンレム睡眠 | レム睡眠 | |
人 | 約75〜80% | 20〜25% |
犬 | 20% | 80 % |
表のように犬は、ほとんどがレム睡眠。
すなわち
・眠りが浅い時間が多く
・睡眠サイクルが短い
そのため、物音などですぐに目を覚ますことができます。
これは、野生時代の名残。
外敵から身を守るために必要だった能力と考えられています。
犬にとっての睡眠の重要性
●レム睡眠
●ノンレム睡眠
それぞれの役割を踏まえると
犬にとって睡眠がいかに多岐にわたって重要であるかがわかります。
その役割を整理すると
●身体の修復と成長
◇細胞の修復と再生
ノンレム睡眠中の成長ホルモンにより
・日中の活動で傷ついた細胞の修復
・新しい細胞の生成
を促します。
特に子犬の骨格や筋肉の成長に不可欠。
◇筋肉の回復
運動などで疲労した筋肉を効率的に回復。
◇免疫機能の維持・強化
ノンレム睡眠中に免疫システムが活性化
▶感染症や病気への抵抗力を高める。
良質な睡眠は、愛犬を病気から守る盾!
●脳の機能維持と情報整理
◇記憶の整理と定着
レム睡眠中に
・その日学んだこと
・経験した情報
を脳内で整理
▶しっかりと記憶に刻み込みます。
・新しいことを覚える
・しつけの効果を高める
そのためには
質の高いレム睡眠が欠かせません。
◇脳の老廃物の除去
睡眠中に脳内の老廃物が効率的に除去され、脳機能の維持に貢献します。
◇ストレス軽減と精神安定
レム睡眠は感情の整理にも関わります
十分な睡眠は
▶ストレスホルモンのレベルを調整
▶愛犬の情緒を安定させます。
睡眠不足は
・イライラや不安行動
・問題行動の原因
となることがあります。
●エネルギーの節約
◇睡眠中は活動レベルが低下するため、エネルギー消費を抑えることができます。
これは、特に食事の機会が不定期だった野生環境では重要な生存戦略でした。
●行動面への影響
◇集中力と学習能力の向上
十分な睡眠をとった犬は
▶日中の集中力が高まり
▶新しいことを学ぶ意欲も湧きやすくなります。
◇問題行動の抑制
睡眠不足は
・過剰な吠え
・破壊行動
・攻撃性の増加
といった問題行動を引き起こす一因となることがあります。
犬の睡眠時間:年齢による違い
●子犬 (生後〜1歳頃)
1日に約18〜20時間。
急速な成長と学習のために多くの睡眠が必要です。
●成犬 (1歳〜7歳頃)
1日に約12〜15時間。
活動量や犬種によって異なります。
●シニア犬 (7歳以上〜)
1日に約18〜20時間以上。
・体力の低下
・睡眠の質の変化
により、再び睡眠時間が長くなる傾向があります。
「平均睡眠時間から外れていないか」
はある程度の指標にはなります。
が、それよりも
「以前と比べて、睡眠時間に大幅な変化がないか?」
つまり
愛犬の睡眠時間の変化
に気づいてあげることのほうが重要です

うちの子シニアやねんけど・・・一日のほとんど寝てる気がする・・・ホンマに大丈夫なん?体はどこも悪くないみたいやけど心配やわ~
飼い主さんには非常に気になるポイント
【結論】から言うと
・必ずしも心配なわけではない
と言えますが
・注意深く観察する必要がある
状態です。
◇生理的な変化としての可能性
シニア犬になると
・若い頃に比べて疲れやすくなる
・一度に深い睡眠を長く維持することが難しくなる
そのため、結果として総睡眠時間が増えることは珍しくありません。
特に大型犬や超大型犬は、小型犬に比べて老化の進行が早い傾向があります。
もし、愛犬が以下の状態であれば
加齢による自然な変化
の可能性が高いと考えられます。
□散歩や飼い主とのふれあいには喜んで応じる
(ただし、以前より短い時間で疲れたり、休憩を挟んだりすることはある)
□呼びかけへの反応がしっかりある
□排泄のコントロールに問題がない
□体重の急激な増減がない
□苦痛や不快感を示す様子がない
・震え
・特定の場所を気にする
・触られるのを嫌がる
など
◇注意すべきケースと病気の可能性
単に「よく寝る」というだけでなく、以下のような変化が伴う場合は、
病気や不調が隠れているサイン
かもしれません。
・以前は楽しんでいたことにも興味を示さない
・呼びかけても反応が鈍い
・起き上がろうとしない
など。
□食欲不振、または異常な食欲
・体重減少や
・急激な体重増加
を伴う場合は特に注意が必要です。
□飲水量の明らかな変化
多飲多尿など。
□呼吸の変化
・呼吸が速い、浅い
・苦しそう、咳をする
・いびきが急にひどくなった
など。
□痛みや不快感のサイン
関節炎や椎間板ヘルニアなど
・起き上がる時や歩く時に痛がる
・足を引きずる
・特定の姿勢を嫌がる
□認知機能の低下(認知症)
・昼夜逆転
(夜中に起きて徘徊や、吠え続けたり)
・目的もなくウロウロする
・トイレの失敗が増える
・飼い主を認識できないような行動が見られる
※認知症の犬は、不安感から睡眠パターンが乱れ、日中過度に眠る一方で夜間覚醒するなどの症状が出ることがあります。
□甲状腺機能低下症
▶新陳代謝が悪くなり
▶活動性が低下して無気力になり
▶よく眠るようになります。
同時に
・体重増加
・皮膚の乾燥や脱毛
・寒がりになる
などの症状が見られることも。
□心臓病や腎臓病などの内臓疾患
体がだるく疲れやすくなるので
睡眠時間が長くなることがあります
・食欲不振
・呼吸困難
・咳
などの症状を伴うことも。
□貧血
体内に酸素を運ぶ能力が低下
▶すぐに疲れてしまう
▶睡眠時間が増える可能性
歯茎の色が白っぽくなる
などのサインが見られることも。
□癌
様々な種類の癌がありますが、進行すると
・元気消失
・嗜眠(しみん:眠り続ける状態)
が見られることがあります。
◇飼い主として行うべきこと
:シニア犬の「寝すぎ」に気づいたら
シニア犬で
「睡眠時間が長くなった」
と感じたら。
まずは以下の点を注意深く観察し、記録しておくと獣医師への相談時に役立ちます。
・何時から何時まで寝ているか
・途中で起きるか
・昼寝の回数と時間
など
□睡眠中の様子
・いびき、寝言
・呼吸の状態
・体の動き
(ピクピクする、痙攣するなど)
□食事量、飲水量、体重の変化
定期的に体重を測定しましょう
□排泄の状態
・回数
・量
・色
・硬さ
・失敗の有無
など
□活動時の様子
・散歩の距離や時間
・歩き方
・遊びへの興味
・反応速度
など
□その他、気になる変化
・皮膚の状態、毛艶
・目ヤニ
・口臭、体臭の変化
など
これらの情報を整理し、早めに動物病院で相談することをお勧めします。
「歳のせいだろう」
と自己判断せず、専門家である獣医師の診察を受けることが大切です。
獣医師は、詳細な問診、視診、触診、聴診に加え、必要に応じて血液検査、尿検査、レントゲン検査、超音波検査などを行い
・生理的な老化によるものなのか
・あるいは治療が必要な病気が隠れているのか
を総合的に判断します。
犬の寝相とその意味:リラックスのサインから注意点まで
犬の寝相は
・その時の気分や体調
・周囲の環境に対する安心度
などを反映していることがあります。
●横向きで寝る

・リラックスして
・安心している状態
を示します。
手足を伸ばして横たわるのは、深い眠りに入りやすい体勢です。
●丸くなって寝る(ドーナツ型)

・体温を保ちたい時や
・急所であるお腹を守ろうとする
本能的な寝相です。
・少し警戒しているか
・寒いと感じている
可能性があります。
安心できる場所ではあまり見られないこともあります。
●うつ伏せで寝る

◇スフィンクスのような体勢
浅い眠りで、すぐに起き上がれるように警戒している状態かもしれません。
あるいは、単に休憩しているだけのこともあります。
◇スーパーマンポーズ
(手足を前後に伸ばす)
子犬や小型犬によく見られ
・リラックスしているものの
・すぐに遊びに移れる体勢
とも言えます。
床が冷たくて気持ち良い場合にも見られます。
●仰向けで寝る(へそ天)

最も無防備な姿。
急所であるお腹を完全に晒しています。
・現在の環境
・同居人
に対して非常に安心しきっており、リラックスしている証拠です。
暑い時に体温を逃がすためにもこの体勢をとることがあります。
●背中を何かにくっつけて寝る

・壁や家具
・飼い主さん
などに背中をくっつけるのは、安心感を求めている行動です。
信頼している対象のそばでくつろいでいます。
寝相からわかることと注意点
・普段と違う寝相を頻繁にする
・苦しそうな寝相をする
などの場合は、体調不良のサインかも。
例えば
お腹を丸めて震えてるのは腹痛の可能性
寝相の変化と共に他の症状
・元気がない
・食欲不振
などがないか注意しましょう。
犬の睡眠トラブルと注意すべきサイン
犬も人間と同様に、様々な睡眠に関する問題を抱えることがあります。
いびき
●原因
◇鼻腔や喉の問題
短頭種(パグ、フレンチブルドッグなど)は鼻腔が狭く、いびきをかきやすい傾向があります。
その他
・鼻炎
・アレルギー
・ポリープ
・腫瘍
などが原因となることも。
◇肥満
首回りの脂肪が気道を圧迫し、いびきの原因になります。
◇寝ている時の体勢
喉が圧迫されるような体勢で寝ていると、いびきをかくことがあります。
◇老化
加齢により喉の筋肉が緩むことも原因の一つです。
◇煙やハウスダスト
呼吸器への刺激物がいびきを誘発することがあります。
●注意すべきいびき
□急に大きないびきをかくようになった。
□以前はかかなかったのに、かくようになった。
□いびきの途中で呼吸が止まる、または苦しそうにしている。
□睡眠中以外にも、ゼーゼーとした呼吸音がする。
●対処法
・肥満の場合はダイエット
・アレルギーが疑われる場合は
・原因物質の除去
・寝床の環境改善
(清潔な寝具、適切な湿度)など
気になる場合は動物病院で相談!
睡眠時無呼吸症候群 (SAS)
●症状
大きないびきと共に、睡眠中に一時的に呼吸が止まる状態です。
呼吸が再開する際に、あえぐような音を立てることもあります。
・日中に元気がなかったり
・過度に眠そうにしたり
といった様子が見られることも。
●原因
主に気道が狭くなることで起こります。
・肥満
・短頭種特有の気道の構造
・喉や鼻の病気
などが原因となります。
●危険性
慢性的な酸素不足は
▶心臓や肺に負担をかけ
▶様々な健康問題を引き起こす可能性
があります。
●診断と治療
獣医師による
・診察
(睡眠時の様子の動画が役立ちます)
・気道の検査
などが必要です。
治療は原因に応じて
・体重管理
・内科的治療
・場合によっては外科手術
(軟口蓋過長症の整復など)
が行われます。
ナルコレプシー
●症状
日中に突然、強い眠気に襲われて眠り込んでしまう神経系の病気です。
特に興奮した後に、前触れなく脱力して倒れ込むように眠ってしまう
カタプレキシー(情動性脱力発作)
を伴うことが特徴的です。
数秒から数分で自然に覚醒します。
●原因
脳内の神経伝達物質(オレキシン/ヒポクレチン)の異常が関与していると考えられています。
遺伝的な要因が強い犬種
・ドーベルマン
・ラブラドール・レトリバー
・ダックスフント
などもいます。
●診断と治療
特徴的な症状や犬種から疑われ、脳波検査などで診断されることもあります。
根本的な治療法はありませんが、
・薬物療法で症状をコントロール
・発作の引き金となるような過度な興奮を避けるなどの生活環境の調整
が行われます。
命に関わる病気ではありませんが、日常生活に支障をきたすことがあります。
レム睡眠行動障害 (RBD)~夢遊病に近い状態
●症状
レム睡眠中(夢を見ている時)に
▶抑制中のはずの筋肉の動きが活発に
▶夢の内容に反応して激しい行動をとる
状態です。
例えば寝ている間に
・突然吠える、唸る
・空中を噛むような仕草
・手足をバタつかせて走るような動き
・時には起き上がって歩き回ることも
飼い主を認識できず、攻撃的な行動をとることも。
●通常の夢との違い
通常の夢を見ている時のピクピクとした動きよりも
・はるかに暴力的で
・目的を持ったような複雑な動き
をします。
また
・声をかけてもなかなか覚醒しない
・覚醒後も混乱している
などがあります。
●原因
脳幹の特定部位の機能障害が原因と考えられています。
・老化に伴って発症することや
・他の神経疾患の部分症状
として現れることもあります。
●対処法
まずは愛犬が怪我をしないように!
睡眠環境の安全を確保
・周囲に危険なものを置かない
・ベッドから落ちないようにする
などが重要です。
無理に起こそうとすると、興奮して噛みつかれる危険性もあるため注意が必要です。
症状が頻繁であったり激しい場合は、動物病院に相談し、薬物療法を検討することもあります。
その他の注意すべき睡眠の変化
●夜鳴き・徘徊
特にシニア犬で見られる場合、認知症の可能性があります。
・不安感
・体内時計の乱れ
から
・夜間に落ち着きなく動きる
・鳴き続ける
などの行動をとるようになります
●睡眠時間の極端な増加・減少
・何らかの身体的な不調
(痛み、内臓疾患など)
・精神的なストレス
が原因である可能性があります。
愛犬の質の高い睡眠のために飼い主ができること
愛犬が年齢に関わらず、毎日質の高い睡眠をとれるように、飼い主としてできることはたくさんあります。
●快適で安心できる寝床の提供
◇場所
・静かで落ち着ける
・人通りの少ない
場所を選びましょう。
暑すぎたり寒すぎたりしない、温度変化の少ない場所が理想です。
◇寝床の素材・形状
・体に合ったサイズで
・愛犬がリラックスできる素材
のベッドやマットを用意しましょう。
・夏は通気性の良いもの
・冬は保温性の高いもの
など、季節に合わせるのも良いでしょう。
シニア犬の場合は
・関節に負担がかかりにくい低反発素材のマット
・起き上がりやすいように少し高さのあるベッド
・段差の少ないもの
などもおすすめです。
清潔に保つことも重要です。
●安心できる睡眠環境の整備
◇騒音や強い光は睡眠の妨げになります。
・テレビの音量
・照明
などに配慮しましょう。
◇雷や花火など、大きな音を怖がる犬には
・クレートや
・部屋の隅など
隠れられる安心スペースを用意してあげると良いでしょう。
●適度な運動と日中の質の高い活動
◇日中に適度な運動(散歩、遊びなど)
▶心地よい疲労感が得られ
▶夜間の深い睡眠につながります。
◇ノーズワーク
※犬の嗅覚を使って、隠されたおやつや特定の匂いなどを探し出すゲームや訓練
簡単なトリックなどの知的活動も
▶精神的な満足感を与え
▶質の良い睡眠を促します。
※シニア犬の場合
体に負担がかかりすぎないよう、運動量や内容を調整することが非常に重要です。
無理強いは禁物です。
●規則正しい生活リズムの確立
◇犬自身の規則正しい生活
・食事の時間
・散歩の時間
・就寝時間
などをなるべく一定にすることで
▶犬の体内時計が整い
▶自然な睡眠サイクルが形成されやすくなります。
◇飼い主の規則正しい生活
犬の睡眠時間は、飼い主の生活リズムの影響をかなり受けていると言われています。
愛犬の健康のために、まず飼い主さんが規則正しい生活を送ることも大切です。
●ストレスの少ない穏やかな生活
◇犬のストレス
・大きな環境の変化
・新しいペットを迎える
・引っ越しなど
・家族間の不和
・騒がしい環境
は犬にとって大きなストレス
睡眠の質を低下させる可能性があります。
できるだけ穏やかで予測可能な、安心できる生活環境を維持しましょう。
●就寝前のトイレタイム
◇寝る前に必ずトイレに連れて行く習慣をつけることで、夜中にトイレのために起きることを減らせます。
特にシニア犬は
・膀胱の機能が低下したり
・我慢する力が弱くなったり
することがあるため、こまめな配慮が必要です。
まとめ:愛犬の健やかな毎日は、質の高い睡眠から
犬にとって睡眠は
・身体を休める
だけではなく
・脳を整理し
・心を安定させ
・免疫力を高める
ための、生命維持に不可欠な時間。
・レム睡眠
・ノンレム睡眠
という異なる性質の睡眠を繰り返すことで、心身の健康を保っています。
子犬から成犬、そしてシニア犬へ
ライフステージによって必要な睡眠時間や睡眠の質は変化します。
特にシニア犬の睡眠時間の増加には
・単なる老化現象
だけでなく、
・何らかの不調
が隠れている可能性も潜んでいます。
日頃から愛犬の
・睡眠の様子
・食事
・排泄
・活動量
などをよく観察し、些細な変化にも気づけるように心がけましょう。
そして
「いつもと違うな」
と感じたら、早めに獣医師に相談することが、愛犬の健康を守るために最も重要なことです。
飼い主さんの
・適切なケア
・愛情深いサポート
によって、愛犬が毎日安心して
・質の高い睡眠をとり
・健やかで幸せな日々を送れるよう
この記事がお役に立てれば幸いです。
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