美味しくしっかり食べて健康を保ちながら肥満予防とダイエット

栄養対策

※この記事は栄養成分自体の化学的な性質等を示すものであり、ごはんの効能を表すものではありません。

食べる量を減らせば体重は減ります。
心を鬼にして大好きなご飯を減らす。
しかし、わんちゃんが満足できずおねだりする姿や、悲しそうにする顔
あなたは耐えられますか?

それだけではなく
食事量を減らした結果

栄養不足になったり
ストレスで体調を崩したり。

健康のためのダイエットが
逆に不健康の元になってしまっては
本末転倒というもの。

食事管理は飼い主様の責任と愛情です。
わんちゃんが美味しくしっかり食べて
健康寿命をのばしながら体重管理もできる。
わんちゃんも飼い主様も幸せになれる、
理想的なダイエットを目指しましょう。

体重管理もダイエットもまずは健康な体から!

・しっかり美味しいごはんを食べて
・健康的に体重管理する。
食べる量を減らさないでも
以下の点に気をつければ
理想のダイエットが可能になるはず!

理想の体重に適したカロリー量のご飯をあげる

一日にあげるご飯の量は体重だけでなく

・年齢(ライフステージ)
・運動量
・去勢の有無

などによって変わります。
こちらは「食事量計算機」を使えば
簡単に計算できます。
ぜひご利用ください。

おやつ・間食を与えている場合
そちらも一日のカロリー量に含まれます。
おやつ・間食は基本的に
一日に必要なカロリー量の10%
までに抑え、与えた分は差し引いて
食事を与えることが大切です。

食事量計算機はこちら▶

食べ物の「糖質量」だけではなく「糖質の吸収度」に注目する

具体的には

・高GI値を避け
・低GI値の食べものを摂取

GI値について詳しくはこちら▶

GI値とはグリセミック・インデックス
(Glycemic Index)
食後の血糖値の上昇を示す指標。

高GI値の食品は血糖値が上がりやすく
血糖値が急激に上がると
インスリンが大量に分泌される
⇒使いきれなかった糖から、脂肪を作る
体重が増加しやすくなります。

また高GI値の食品はさまざなリスク
例えば
リスク①血糖スパイク
高GI食品による
食後血糖値の急上昇と急降下
血管にダメージを与えて

・糖尿病網膜症
・糖尿病腎症
・糖尿病神経障害

などの合併症を引き起こす原因。
大切なのは血中のブドウ糖濃度
「上げすぎず、下げすぎず」
一定の幅に抑えること。
それには低GI値の食品の摂取が望ましい。

リスク②高血糖
高血糖は糖尿病の主要な症状

長期間にわたり高い血糖値が続くと

・心臓疾患
・腎臓疾患
・神経障害
・視覚障害

などの合併症のリスクが高まります。
「健康管理」の観点からも
高GI値の食品を避けることが望まれます。

具体的な例をあげますと
・白米(高GI)を避け、玄米を使用する
グレインフリーの食事に切り替える
など。

低GI値の食品には
良質の食物繊維が多く含まれます。
これらをバランスよく摂取することで
・排便のリズムを整え
・排便をスムーズにする

ことも大切です。

栄養バランスのとれた食事で健康な体作り。

体そのものが健康でないと
体重管理やダイエットは
かえって悪い影響を与えることも。
まずはしっかり食事から栄養を摂ること。
加えて
・腸活で免疫強化
抗酸化物質で体の酸化を防ぐ
など
健康的な食事を総合的に考えることが
理想の体重管理への近道です。

脂肪燃焼効果のある成分を摂取する。

人のダイエットであれば
脂肪燃焼効果のある成分として有名なのが
・α-リポ酸
・L-カルニチン
・コエンザイムQ10(COQ10)
の3点。
どれも脂肪からエネルギーを作り出す
ミトコンドリア
の働きに注目したもの。

L-カルニチンは
ミトコンドリアに脂肪酸を運びこむ働き
体重管理に必要な成分で
ダイエット中のわんちゃんには欠かせない!
鹿肉などに多く含まれ
さらに猪・羊肉を使用でも強化可能

・α-リポ酸
・COQ10
はミトコンドリアそのものを活性させます
が、ヒッポのごはんでは採用してません。

というのも
α-リポ酸は
犬にとっては中毒を引き起こす成分
でもあること。

COQ10は
自然の食事からは一日の必要量を
摂取するのが不可能と判断。
・イワシ・大豆・胡麻やブロッコリー
・牛肉・豚肉・鶏肉など
CO10Qが含まれる食品は多い。
ですが
牛肉なら一日に1kg摂取
など、 とても食事からまかなえる量ではありません。

そこで注目するのが「オルニチン」
ミトコンドリア自体を強化する成分ではありませんが
ミトコンドリアの働きを阻害する
アンモニアを無毒化することで
ミトコンドリアに本来のパワーを発揮してもらうことができます。

また血管を広げ血流を促進する働きもあり、
脂肪酸が血中をスムーズに移動できるようになります。

しじみに多く含まれることが有名ですが、
実は「ブナシメジ」や「ブナピー」には
しじみの7倍ものオルニチンが含まれます。

オメガ3脂肪酸を摂取する

αリノレン酸に代表される
オメガ3脂肪酸は、
常温では固まらない良質の脂。
犬や猫の内臓器官全般の機能維持に有効であることが証明されています。
重くて燃えにくい脂
(=体内にこびりついた悪質な脂)
軽くて燃えやすい脂
(=オメガ3脂肪酸)
を混ぜることで、汚れ、つまりたまった脂肪を洗い流しやすくするという発想です。

オメガ3=αリノレン酸と言えば
・アマニオイル
・エゴマオイル
が有名ですが、
より酸化しにくいオイル ということで
ヒッポのごはんでは
グリーンナッツオイル
(=サチャインチオイル)

を積極的に取り入れています。

飼い主様は与える量の管理をするだけ。ダイエット・体重管理にはぜひヒッポのごはんをご利用ください

「ダイエットフード」
と呼ばれる商品は数多く出回ります
しかし低脂肪を謳うばかりでは、
理想の体重管理はできません。

手作りごはんに挑戦するにも、
毎日理想のご飯を作るのは本当に大変です。

ヒッポのごはんは
わんちゃんに喜んで食べてもらえる
だけではなく
・栄養バランス
・若々しさを保つ
・腸活など
健康に特化しながら、体重管理のことも考慮たレシピで作っています。

特にダイエットが必要なわんちゃんの場合、
脂肪燃焼や低GI値に重きを置いた内容で
美味しく食べてもらえるごはんをご提供。
わんちゃんと飼い主様の幸せを願う
ヒッポのごはんをぜひご利用ください。

健康で、効果的な愛犬のダイエットの進め方

◆まずは愛犬の
現在の体重を量りましょう。
直接体重計に載せるのが困難な場合
多少誤差はありますが

①飼い主様が体重を量る
②愛犬を抱っこして体重を量る
③②から飼い主様の体重を差し引く

これで量れます。

◆次に
食事量計算機にリンクしていただき
わんちゃんの体重を入力
【運動量】でダイエットを選択
他の項目を埋めていただければ
・一日に必要なカロリー量
・一日にあげるご飯の量

が算出されます

◆ごはんのあげ方
ダイエットに効果があるとされるのは
〇少量頻回
つまり
今まで一日1~2回に分けて与えてたら
3~5回に増やすというもの
食事の回数が多いと少ない量でも満足感。

ただ何度もご飯をあげる時間を作るため
飼い主様の負担が大きくなります。

もうひとつが
〇1回のごはんを2回に分けてあげる
詳しくすると
まずはいつもあげてる量の半分をあげて
30分後に残り半分をあげるというもの。

初めの半分で満腹中枢が刺激され
こちらも満足感を得やすくなります。

大切なのは
愛犬のストレスにならないということ
食べることが何よりの楽しみ!
な子が多いので
それぞれの個性に合わせたあげ方で.

もし上記のやり方で満足しない時は
いつものあげ方が一番かもしれません。

◆体重減少の目安
急激で無理なダイエットは
かえって愛犬の健康を害する可能性。
週で1~1.5%の体重減少を目安にし
3~4か月かけてゆっくり体重管理する方が
ストレスやリバウンドなく
健康的なダイエットができます。

からだの小さなわんちゃんでは
体重の減少が目に見えにくいもの
(体重3kgなら1週間で45g減)
BCS(ボディ・コンディション・スコア)
のチェックもあわせて行いましょう。

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