緑内障は、人間と同じく犬にとっても深刻な目の病気です。
手遅れになると
失明に至る可能性
もあるため
・早期発見
・適切なケア
が非常に重要となります。
犬の緑内障とは?
緑内障とは?目の病気であり、神経の病気でもある
緑内障は
視神経=目の神経が
▶徐々に傷つくことで
▶視野が狭くなる病気です。
一般的に、緑内障は
・目の病気
と認識されていますが、正確には目の病気であると同時に
・神経の病気
でもあります。
視神経は
・網膜が受け取った光の情報を
・脳に伝える
重要な役割を担っています。
この視神経が
・主に眼圧の上昇
・血流不足
・慢性的な炎症
などによってダメージを受けると
▶脳に情報が正しく伝わらなくなり
▶視野が欠けていきます。
一度傷ついた視神経は元に戻らないため
・早期発見
・適切な治療
が非常に重要です。
視神経を保護するために
ダメージの主な原因の一つである
眼圧をコントロールすること
が治療の中心となります。
眼圧が上がる主な原因
眼圧は、目の内部を循環している
房水
という液体の量によって決まります。
房水は
目の栄養を運ぶ
という役割を担っており、常に
・作られる量
・排出される量
のバランスが保たれることで
眼球の
・形
・圧力
が一定に保たれています。
眼圧上昇の主な原因は
このバランスが崩れ
房水の排出
がうまくいかなくなることです。
具体的には、以下のような状況が挙げられます。
●排出路(隅角)の目詰まり
房水の出口である
隅角(ぐうかく)
という部分にある
▶フィルターのような組織が目詰まり
▶房水が外へ流れ出にくくなります。
これが犬の緑内障の多くを占める
原発緑内障
の原因の一つです。
●排出路が物理的に塞がれる
・ぶどう膜炎
・白内障
・眼球内の腫瘍など
他の目の病気や外傷が原因で
隅角が物理的に
・狭くなる
・塞がれる
などすることで
▶房水の流れが妨げられます。
これは「続発緑内障」と呼ばれます。
●房水の過剰な産生
まれに
房水が過剰に作られる
ことで眼圧が上昇することもあります。
犬の緑内障の主な症状と「痛み」について
緑内障のサインは
・急性
・慢性
で異なります。
特に慢性期は
飼い主さんが気づきにくいサインが多い
ため、日頃の観察が非常に重要です。
急性緑内障のサイン
一般的に、緑内障は
痛みを感じることがほとんどない
ため、気づきにくい病気とされています。
ただし
急性緑内障発作
のように急激に眼圧が上昇するタイプでは、以下のような症状が出ることも。
●強い目の痛み
・頭を振ったり
・目をこすったり
・痛そうに鳴いたり
することがあります。
●目の充血
白目=結膜が真っ赤になります。
●瞳孔の異常
瞳孔=黒目が
・大きく開いたままになる
・光への反応が鈍くなる
●目の表面の濁り
眼圧の上昇で
▶角膜がむくみ
▶目の表面が白く濁って見えます。
●全身症状
強い痛みから
・食欲不振
・嘔吐
・元気がない
などの症状が現れます。
慢性緑内障の、見逃しやすいサイン
1.行動の変化
慢性的な眼圧上昇は、犬に常に
・軽い頭痛
・目の不快感
を与えます。
そのため、以下のような
行動の変化
が見られることがあります。
●元気がなくなる
・以前より遊びたがらない
・活動量が減る
●顔を触られるのを嫌がる
頭や目の周りを触ろうとすると
・怒ったり
・逃げたり
する。
これは
触られることで痛みが強くなる
可能性があるためです。
●食欲不振
目の不快感から
・ごはんを食べたがらない
・食が細くなる
●眠っている時間が増える
・痛み
・不快感
を和らげるために、じっとする時間が増えます。
2.目の外見の変化
急性の「目が白く濁る」といった
劇的な変化ではなく
以下のような
微妙な変化
が少しずつ現れます。
●瞳孔(黒目)の大きさの違い
片方の目の瞳孔が
もう一方の目の瞳孔より
▶少し大きいままになっている
ことがあります。
●目の充血が続く
白目(結膜)がわずかに赤く
▶それがなかなか治らない。
●目の潤み
・涙が少し増えたり
・目やにが出やすくなったり
●目のサイズの変化
ごくわずかですが
片方の目が
もう一方の目より
▶少し大きくなっていく
ことがあります。
3.視覚の変化
片目だけが
先に緑内障になることが多いため
▶もう片方の目が正常なうちは
▶視力の低下に気づきにくい
傾向があります。
●暗い場所での動きが鈍る
明るい場所では問題なくても
・夜間
・暗い部屋に入る
などすると
・家具にぶつかる
・動きがぎこちなくなる
などするがあれば
視野が徐々に狭くなっている
サインかもしれません。
●段差や階段を嫌がる
以前は平気で昇り降りしていた
・段差
・階段
の前で、ためらうような仕草を見せることがあります。
●呼びかけへの反応が遅れる
飼い主さんの声は聞こえているのに
▶視覚から得られる情報が少ないため
▶反応が遅くなることがあります。
これらのサインは
・単なる老化
・他の病気の症状
と間違えやすいものです。
もし愛犬にこのような変化が複数見られる場合は、特に注意が必要です。
緑内障の予防策
残念ながら、緑内障を完全に予防する方法はありません。
早期発見が最も重要です。
サインを見逃さないように
普段から愛犬を観察する習慣
を身につけておきましょう。
●定期的な健康診断
定期的に
眼圧測定
を含めた健康診断を受けることで
▶初期の異常を発見しやすくなります。
●遺伝的素因に注意
・柴犬
・シーズー
・コッカー・スパニエル
・ビーグル
・シベリアンハスキー
・シャー・ペイなど
遺伝的に緑内障になりやすい犬種
がいます。
これらの犬種では特に注意が必要です。
また人では
・1親等以内に緑内障の家族がいると
・そうでない人に比べて
発症リスクが約9倍高まる
というデータがあります。
また近年、犬の緑内障発症に関わる
遺伝子の特定
※緑内障感受性遺伝子「SRBD1」
も進んでいます。
これにより
遺伝子検査
によって
▶将来的なリスクを予測
できる可能性も出てきています。
●糖尿病と緑内障の関係
糖尿病は、高血糖状態が続くことで
全身の血管にダメージ
を与えます。
特に目のような
細い血管は影響を受けやすく
▶網膜症などの合併症を引き起こす
ことはよく知られています。
緑内障も例外ではなく
糖尿病の犬は、そうでない犬に比べて
緑内障になるリスクが高い
とされています。
これは糖尿病による血流障害が
▶視神経への血行不良を引き起こし
▶視神経にダメージを与えやすくなる
ためと考えられています。
●肥満防止と緑内障
肥満は
・糖尿病
・高血圧
・脂質異常症
などののリスクを高めます。
これらの病気は
▶全身の血流を悪化させ
結果として
▶視神経への血流不足につながる
可能性があります。
・肥満を防止し
・適正体重を維持すること
は間接的に緑内障のリスクを減らすことになります。
●血流改善と緑内障
視神経は、毛細血管から
・酸素
・栄養
を受け取っています。
血流が悪いと、視神経が
・酸素不足
・栄養不足
に陥り、ダメージを受けやすくなります。
そのため
血流を改善すること
は視神経を保護するために非常に重要。
また
ストレス
も血流悪化につながるので
・安心できて
・リラックスできる
環境を整えてあげることも大切です。
犬の眼圧を測る主な方法
人間のように
目に空気を当てる方法
は犬にとっては
・驚き
・ストレス
が大きいため、動物病院では主に
専用の眼圧計
を使います。
●リバウンド眼圧計
(TonoVetなど)
現在、多くの動物病院で主流になっている方法です。
細い計測器具を
▶角膜に軽く接触させ
▶その反発力を利用して眼圧を測定します。
◇特徴
①点眼麻酔はほとんど不要
・痛み
・不快感も
少ないため、多くの犬が
点眼麻酔なし
で測定できます。
②迅速でストレスが少ない
測定は数秒で完了するため
犬に与えるストレス
を最小限に抑えられます。
③手軽さ
ハンディタイプで持ち運びやすく、犬の様子を見ながら臨機応変に測定できます。
●アプラネーション眼圧計
(Tono-Pen VETなど)
ペン型の機器を
▶目の表面(角膜)に軽く当て
▶その部分を平らにするのに必要な圧力を測定する方法です。
◇特徴
①点眼麻酔を推奨
検査時の不快感を和らげるため
点眼麻酔
をすることが一般的です。
②信頼性が高い
人間の眼科で使われる機器と高い相関性があるため
非常に信頼性の高い結果
が得られます。
より正確に眼圧を測定するために
眼圧は
・一日の間でも変化したり
・その時々のストレスで変動したり
するデリケートな数値です。
正確な測定のためには、飼い主さんの協力が不可欠です。
①落ち着いた状態で受診する
犬が
・興奮したり
・過度に緊張したり
すると
▶血圧が上がり
▶それに伴い眼圧も上昇
することがあります。
動物病院に行く際は、愛犬がなるべく落ち着けるように、時間に余裕をもって行動しましょう。
②首輪やハーネスに注意する
首輪やハーネスがきつすぎると
▶首の血管を圧迫し
▶眼圧が上昇する
可能性があります。
病院に行く際は
首に負担がかからないように
・ゆったりとしたものを選ぶ
・可能であれば外して
測定してもらいましょう。
③日頃の愛犬の様子を伝える
・いつから目の様子がおかしい?
・どんな時に目を気にしている?
など、些細な変化でも獣医師に詳しく伝えましょう。
眼圧の解釈:数字だけでなく「変化」も大切
獣医師は、眼圧の診断を
絶対的な数字
だけで判断するわけではありません。
●個体差と基準値
犬の正常な眼圧は一般的に
10〜20mmHg
とされていますが
個体差があります。
獣医師は、この基準値だけでなく
その犬にとっての正常な眼圧
を知るために、過去のデータとの比較を重視します。
●「変化」を捉える
一度だけの測定で高い数値が出たとしても、それがたまたま一時的なものかもしれません。
定期的な検診で
▶眼圧の推移を追うことで
▶小さな変化にも気づきやすくなります。
●他の検査結果との組み合わせ
獣医師は、眼圧測定だけでなく
・視診
・眼底検査
・超音波検査など
を組み合わせ、緑内障の
・進行度
・原因
を総合的に判断します。
緑内障の治療と薬の例、副作用
緑内障で一度傷ついた視神経を
元に戻すことはできません。
そのため
・早期発見
・適切な治療
によって
病気の進行を遅らせること
が重要です。
治療の主な目的は
・点眼薬などで眼圧を下げ
・視神経への負担を減らす
ことです。
●点眼薬
処方される主な薬は
房水の産生を抑える
・β遮断薬(チモロールなど)
房水の排出を促す
・プロスタグランジン関連薬
(ラタノプロストなど)
などです。
●内服薬
眼圧を下げるために
炭酸脱水酵素阻害薬
(ダイアモックスなど)
などが処方されることもあります。
しかし現在は点眼薬に取って代わられる傾向です。
●手術
・薬物療法で効果が見られない
・失明してしまった
などの場合には
・眼球摘出
・義眼の挿入
といった手術が選択されることもあります。
点眼薬は基本的に
局所的に作用
するため、食事との兼ね合いはほとんど心配いりません。
しかし、内服薬の場合は
・食欲不振
・胃腸の不調
などの副作用が出ることがあるため、食事管理も重要になります。
ヒッポのごはんでの緑内障対策の食事方針
「ヒッポのごはん」は
・愛犬の健康を第一に考えた
・専門家監修の手作りごはん
として緑内障を抱える愛犬にも最適な食事を提供します。
・目の奥の血流改善
・酸化ストレスの軽減
・視神経の保護
をコンセプトに、特定の栄養素を強化したオーダーメイド食を提案します。
強化する栄養素
●目の健康に役立つ栄養素
◇ルテイン
緑内障の原因の一つである
酸化ストレス
から目を守る強力な抗酸化作用に注目
【主な食材】
・小松菜
・ブロッコリー
・カボチャなどの緑黄色野菜
・卵黄
◇アスタキサンチン
こちらも非常に強い抗酸化作用
さらに
目の毛細血管の血行を促進する
働きがあると言われ
視神経に十分な栄養を届ける
手助けが期待されます。
【主な食材】
・トラウトサーモン
・干しアミなど
◇アントシアニン
目の網膜にあるロドプシンという
▶タンパク質の再合成を促し、
▶視覚機能を改善する働きがあります。
【主な食材】
ブルーベリー茎
●神経系の健康に役立つ栄養素
◇ビタミンB群
・視神経の働きを高め
・視力の低下を防ぐ
役割があるとされています。
特にビタミンB12は
神経伝達をスムーズに保つ
働きがあると言われています。
【主な食材】
・豚肉
・レバー
・大豆製品(きな粉など)
・青魚など
◇ビタミンA
「目のビタミン」
とも呼ばれ
・角膜
・粘膜
の健康維持に欠かせません。
【主な食材】
・レバー
・緑黄色野菜など
◇オメガ-3脂肪酸(DHA、EPAなど)
・目の血流を良くする働き
・抗炎症作用
が期待されます。
【主な食材】
・新鮮な鮮魚
(トラウトサーモン、サバ、イワシなど)
●血流改善に役立つ栄養素
・ビタミンE(サチャインチオイル、かぼちゃ)
・タウリン(赤身肉、魚介類)
・プロアントシアニジン(ブルーベリー茎)
・レシチン(卵黄)など
・目の奥の血行を促進し
・視神経への栄養供給を助ける
ような食材を厳選します。
●全体的のバランス
特定の栄養素を大量に摂るのではなく
バランスの取れた食生活
が最も重要です。
また、緑内障リスクを高めるとされる
糖尿病
にならないためにも
・糖質の過剰摂取に注意し
・適度な運動を心がける
ことも大切です。
これらの食事はあくまで
・予防
・進行抑制
の一環であります。
緑内障の治療には
・獣医師の診断
・処方された点眼薬
が不可欠です。
定期的な眼科検診
を欠かさず受けることが、何よりも重要であるとご理解ください。
控えるべきもの
●血流を悪化させる
可能性のある
極端に脂肪分が多い食事
は避けます。
●体内の水分バランスを崩す
可能性のある
過剰な塩分
にも注意します。
●獣医師と相談の上
血液検査の結果に合わせて
・リン
・タンパク質
などの栄養バランスも細かく調整。
腎臓など他の臓器への負担も考慮します。
食事の質と消化吸収の重要性
ヒッポのごはんは
人が食べられる質の高い肉を
▶米麹で熟成させた後
▶低温で丁寧に調理することで
非常に消化吸収性に優れた
食事を提供しています。
これにより
・内臓に負担をかけることなく
必要な栄養素を
・効率的に愛犬の体に届ける
ことができます。
特に食欲が落ちやすい緑内障では
・消化しやすく
・香りが良い
手作りごはんは大きなメリットとなります。
緑内障の治療費の例
治療費は
・病状
・治療法
によって大きく異なります。
一般的な目安として以下のような例が挙げられます。
◇初期の診断
5,000円〜15,000円
・眼圧検査
・眼底検査など
◇点眼薬(継続的に必要)
1本あたり2,000円〜5,000円程度
◇手術費用(片眼)
100,000円〜300,000円
緑内障の愛犬にしてあげられること
●落ち着ける環境づくり
緑内障の痛みで犬は不安になりがち。
静かで落ち着ける場所
を用意してあげましょう。
●アイコンタクトの工夫
見えにくくなっている可能性があるため
・声かけを多くし
・優しく触れてあげる
ことで安心感を与えられます。
●事故防止
・家の中の家具の配置を大きく変えない
・危険な場所には近づけないようにする
など、安全に配慮した環境を整えてあげましょう。
●目のケア
獣医師の指示に従い
点眼を忘れずに行うこと
が最も重要です。
点眼の正しい方法とコツ
犬に目薬をさす際は
・飼い主さんがリラックスし
・愛犬が安心できる環境を整える
ことが成功の鍵です。
基本的な手順
①愛犬を落ち着かせる: 触れられることに慣れていない子には、優しく声をかけたり撫でたりして、リラックスさせてあげましょう。無理に押さえつけると、目薬を嫌いになってしまう原因になります。
②点眼の姿勢: 愛犬の後ろに回り、優しく抱きかかえて動かないように保定します。犬は正面からくるものに警戒心を持つため、後ろからの方が安心しやすいです。
③顔を固定する: 片方の手で愛犬の顎を軽く持ち、顔を少し上向きにさせます。
④まぶたを開く: 目薬を持つ手とは反対の指で、上まぶたを優しく持ち上げ、目に点眼しやすいようにします。
⑤目薬をさす: 目薬の容器が愛犬の視界に入らないように、後ろから近づけて1滴さします。容器の先端が目やまつげに触れないように注意しましょう。
⑥点眼後: しばらくの間、愛犬の顔を上向きに保ち、目薬が目全体に行きわたるようにします。あふれた目薬は清潔なガーゼやコットンで優しく拭き取ってあげましょう。
嫌がる子への特別なコツ
●ご褒美を活用する: 点眼後には、大好きなおやつや褒め言葉で「目薬=良いこと」というポジティブな経験を積み重ねさせましょう。
●目薬を見せない工夫: 目薬の容器を見ただけで怖がる子もいます。点眼の直前まで容器を手のひらで隠したり、後ろからそっと近づけたりすると良いでしょう。
●点眼の温度に注意: 冷蔵庫から出したばかりの目薬は、冷たさで愛犬がびっくりすることがあります。手のひらで少し温めてから使用すると、驚きを減らせます。
目薬を使う上での大切な注意点
正しい方法で点眼しても、以下の注意点を守らなければ、治療の効果が十分に得られなかったり、目に負担をかけてしまったりする可能性があります。
●処方通りに使う: 用法・用量(点眼回数、1回にさす量など)は必ず獣医師の指示に従ってください。たくさんさしても効果は変わりませんし、かえって目の周りの皮膚炎を引き起こすこともあります。
●複数種類の目薬を使う場合: 2種類以上の目薬が処方された場合は、最低でも5分以上の間隔をあけて点眼しましょう。続けてさすと、先にさした薬が後からさした薬で流されてしまい、効果が薄れてしまいます。
●清潔を保つ: 使う前には必ず飼い主さんの手を洗い、目薬の容器の先端が愛犬の目に触れないように注意しましょう。開封後は、基本的に1ヶ月を目安に使い切ってください。
●保存方法を確認する: 目薬によっては冷蔵保存が必要なものや、光を避ける必要があるものがあります。処方された際に獣医師に確認し、正しい方法で保管しましょう。
どうしても目薬がさせないときは
あらゆる工夫をしても愛犬が強く抵抗する場合、無理に点眼しようとすると、犬が飼い主を噛んでしまったり、目にケガをさせてしまったりする危険があります。
そのような場合は、無理せず獣医師に相談しましょう。飲み薬での治療が可能な場合もありますし、毎日動物病院に立ち寄って点眼してもらうという選択肢もあります。
大切なのは、愛犬と飼い主さんの双方にストレスがない方法で、継続的に治療を続けることです。
緑内障は放置すると
失明に至る病気
ですが
・早期発見
・適切なケア
で進行を遅らせることができます。
日頃から愛犬の目の状態をよく観察し
「いつもと違う」
というサインを見逃さないことが、愛犬の視力を守るための第一歩です。
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