※それぞれの健康に必要な栄養素を強化しています。効果・改善を保証するものではありません。
【シニア犬用】ヒッポのごはんの基本コンセプト
・筋力低下を防ぐ
・脳の健康
・骨の健康
・血管の健康
シニア犬に特に重要な栄養成分を強化
年を取ると
・炭水化物の代謝が苦手になり
・タンパク質の代謝機能は維持される
⇒通常よりも肉の割合を高く設定
※制限のない健康なわんちゃんの場合
シニア前期であれば
定番ヒッポのごはんもおすすめ
【シニア犬用】具体的なごはんへの反映方法
◆若々しさを保つため
抗酸化作用のある栄養素の補給
①幅広いフィトケミカル(抗酸化作用)
成分の偏りはかえって負担になることも
いろんな食材から分散して摂取
・ブロッコリー(スルフォラファン)
・干しアミ(アスタキサンチン)
・ごま(セサミン) など
②セレン(抗酸化酵素の活性・生成)
良質な魚に多く含まれるので増量
DHA/EPAの摂取もでき一石二鳥
③ビタミンA
レバー系の食材で十分な量を確保
④ビタミンE
強力な抗酸化作用を持つ
・鹿肉・卵黄
・かぼちゃ・ブロッコリーなど
食材からも摂取できるが
サチャインチオイルを加えることで
大幅にアップできる。
またサチャインチオイルには
他の食材の酸化を抑える力も期待
⑤ビタミンC
ビタミンC/Eともに、
体を酸化から守った後
逆に軽いフリーラジカルに変化し
体のダメージの元となる。
どちらもビタミンCにより再生される。
・ビタミンE/Cの再生
の2つの意味で
重要な抗酸化物質。
加熱で壊れやすいが
・さつま芋
・ブロッコリー
・南瓜 などは
でんぷんがビタミンCを守るので
いずれもゆでてもビタミンCが残る。
適量取り入れる
⑥亜鉛
猪・鹿肉・牡蠣でしっかり摂取
⑦多糖類
βグルカンの多い舞茸を使用。
オルニチンも取り入れたいので
しめじと併用している。
フコダインはひじきに多いが
ヒ素が気になる方も多いと思うので
(全く問題ない量ではあります)
相談の後入れるかどうか決めます
◆筋力低下を防ぐ
肉からの良質のたんぱく質
年を取ると
・タンパク質の代謝機能は維持される
それでもさらに消化しやすいように
・筋や硬い部分をしっかりトリミング
・麹熟成
・低温調理
やや肉の多いレシピに仕上げている。
◆脳の健康
アセチルコリン=脳の神経伝達物質強化
卵黄のコリンから作られるので
質の良い卵黄を摂取。
ビタミンB12で相乗効果があるので
レバー系を少量合わせる。
アセチルカルニチンも
アセチルコリンの生成に関与
⇒鹿・猪で十分な量を摂取できる
また鹿も猪も
運動能力を高める
イミダゾールペプチドが豊富。
◆骨の健康
カルシウムがポイントだが、
他ミネラルとのバランスを重視。
リン制限下などでは
バランスが崩れないよう注意。
善玉カルシウムである
風化貝カルシウムを使用。
異所石灰化の改善にも役立つ
◆血管の健康
有効的なのは
・タウリン
・アルギニン
・オルニチン=しめじから摂取
オルニチン以外は
良質の肉を食べることで十分摂取可
特に鹿肉や猪など赤身の肉を中心に
Lカルニチンは心臓に
タウリンは心臓と目の健康に
シニア犬に欠かせない成分
【シニア犬のごはん】レシピの例
猪・鹿・アジ・鶏むね・さつま芋・かぼちゃ・ブロッコリー・牡蠣・卵黄・ロウカット玄米・舞茸・しめじ・大麦・豚レバー・米麹・(だし/昆布・イワシ粉)・ヤギホエイ・風化貝カルシウム・干しアミ・乳酸菌・サチャインチオイル・白ごま
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